宿便とは? [便秘解消の基礎知識]
便秘 解消の為の基礎知識で、普段からよく耳にする宿便について解説いたします。
宿便を改善していくことが、便秘の解消にも繋がってきますので、しっかりと勉強しましょう。
そもそも宿便というのは、小腸や大腸の内壁に数ヶ月〜何年もの間、付着してしまっているタール状の黒い便のことを指します。
この宿便の主成分は脂肪と蛋白質で腐敗がひどく、悪臭を放っており、通常の便は排出すればでるのですが、この宿便は腸内に滞り続け、健康を害する毒素を発生しているといわれています。
なぜ宿便が腸に留まってしまうのかというと、人間の腸には、シワやヒダのようなものがあるので、その部分に便が引っかかってししまって、腸の中に長く留まってしまいます。
便秘と同じように運動の不足や不適切な食事、ストレス過多などの理由で宿便も溜まるのですが、宿便が留まってしまう傾向にあるのは、やはり正常なお通じがある方よりも、便秘がちになっている方のほうが宿便が溜まる可能性も高いとされています。
宿便についてはいろいろな説があって、心臓病や動脈硬化などの重い病気にも繋がる可能性があるともいわれています。
なんにせよ排泄すべきものを、腸に溜めてしまうということは身体にとっても良い状態とは、いえることはできないでしょう。
そういったところでも腸に便が溜まってしまうという宿便を、溜まらないに改善していくということが便秘の解消にも効果があるということになるのではないでしょうか!